皆さん、こんにちは!
串焼きホルモンが旨い居酒屋「東岡崎 明月」の藤原です!
先週の日曜日は父の日でしたね~
ついうっかりしていると、自分が父親であることを忘れがちな齢五十の男子です!
そんな感じでございますので、いつもの様に目覚めて、コーヒーを淹れて、大好きな菓子パンを朝食に。
少しぼんやりした後、ネットフリックス沼に溺れていると、起き抜けの娘がプレゼントの袋をぶっきら棒に僕に渡しました。
そうか~、父の日じゃん! 俺父じゃん!
袋を開けると靴が二足。
わお~!
僕は靴一足を履きつぶすタイプの人間なので、ちゃんとシーンによって履き替えなさいよという娘と家内の無言のメッセージ。
その昔、料理長からこんな教えをいただいたことがありました。
「靴はお気に入りのものと同じものを何足も持て、それを毎日履き替えていつもきれいにしておけ」と。
いつの間にかその教えの靴の数は減り、一足を毎日履く男に成り下がっていました。
思えば現在履きつぶしていた靴は、誕生日プレゼントで娘と家内からもらった靴を一年寝かし、そのあと二年にわたって履き倒しました。
一年寝かしたおくと、当然娘や家内から叱られるわけですよ。
「どうして履いてくれないの?」と。
思い返せば子供の頃。
姉と僕と弟でお金を出し合って、父の日はおやじにワイシャツや甚平なんかをプレゼントしていましたよ。
そんな毎年のプレゼントを親父は一度も袖を通さず、袋のまま丁寧にタンスに仕舞うんですよ。
毎年プレゼントするので、タンスの引き出しの三分の一くらいが袋に入った衣類に。
子供ながらに気に入らなかったのかなと心配になって親父に訊ねたりもしましたよ。
「父の日の服、気に入らなかった?」
親父は嬉しそうに笑って、「そんなわけないよ。気に入ったに決まってる」と、そう答えるばかり。
本当はどうなのだろう? そう答えるのはおやじの優しさ?
そんな風に解釈しながら成長しました。
でもね、解かる歳になりましたよ。
マイ・ファーザー、解かったよ!
もうね、泣けるほどもったいないの。着るのも履くのも、唯々もったいないの。
汚したくないのよ。
だってこんなに素敵で、ありがたくて、嬉しいプレゼント。
タンスにちゃんと仕舞いたくなるのよ。
こんなおバカなとーちゃん許してよ!
でも子供の頃の着てもらえないという純粋な気持ちもわかるわけ。
だからマイ・ファーザー、俺は履くよ!
マイ・ワイフにマイ・ドーター、だから俺履くよ!ちゃんと履く!ありがとうね!
そんなわけで、月曜と火曜は天気が悪かったから、今日から履きました。
何これ!
何この誇らしさ!
何この嬉しさ!
何? 何なの? この軽いステップ!
感謝なんてされるほどの父ではございません!
呆れるほど青二才の父です!
まだまだでございます!
でもこの靴履いて、一歩でも半歩でも頑張ります!
しっかり履きつぶす頃にはもう少しうまく歩けるようになります!
感謝される様な父になります!
とにかくありがとうございます!
ってなわけで、今週も妙に張り切っているわけですよーーーーーーーーーだ!
(o^-‘)bいぇい!
いい話じゃありませんか!
ありがとうございます!
この歳になってグッと解かることもありますね~
まだまだ青二才です!