すごい雨ですね。恵みの雨です!
こんな天気でも元気にいくのが『明月』流です!
てな訳で雨とはまったく関係ないですが、これまた修行時代の話。
修行時代なのに彼女がいました。
そこのところもしっかり修行中なのです。ヘ(゚∀゚*)ノ
彼女は同期入社の中でもなかなかの人気者でした。
したがってライバルも多い。
僕が頑張って修行したのは、彼女を狙うやつらに負けたくなかったからなのです!(=`(∞)´=)イェイ!
厨房では料理用語はフランス語が飛び交います。
知らない単語はこっそりとメモを取って、帰宅してから意味を調べます。
毎日がそんなことの繰り返し。
分からなければ、仕事がもらえません。
しばらくすると悪知恵が働きます。
意味など分からなくても、その単語を使ってしまえばよいのです!(`・ω・´)
あるとき上司に頼まれます。
「藤原。1階のベーカリーに言ってポワルもらってこい』
「分かりました!」
自信満々、意気揚々の僕。ポワルですね!ポワル!
ベーカリーに着くと早速。
「すんません。ポワルください!」
コレでいいのだ!ポワルが何か分かりません。でも鸚鵡返しに繰り返し、渡してもらったものがポワルなのだ!v(^-^)vイェイ!
でもベーカリーの先輩は聞き返します。
「藤原。ポワルか?ポワールか?」
?????????(?_?)
ポワル?ポワール?ポワル?ポワール?
ポワール?ポワル?
迷うな俺!言っちまえ!
「ポワールです!」
さて渡されたものは、洋ナシの缶詰。
意気揚々と持ち場に戻り、上司に洋ナシの缶詰を渡します。
「ポワール持ってきました!」自信満々です!
上司の顔色は見る見る変わり、洋ナシの缶詰を投げつけられます。
「藤原ーーーーーーーっ!」
そして後ろからはベーカリーの先輩がやってきて、僕の後頭部をフライパンで殴る!
正解は、ポワルです。
ポワルはフライパンのことです。
そして知ったかぶりは後頭部に響きます!
懐かしい痛みです。
イェイ!(b^-゜)