皆さん、こんばんは。
うちの親父。
実は元釘師なんですよね。
で、帰ってくるのはパチンコ屋の掃除が終わるその後だから、夜中の十二時過ぎ。
まだ小学生の僕はそれでも帰りを待ってたりした。
親父が玄関を開けると、まるで今目が覚めたみたいな顔して、お腹が空いたとせがむ。
親父はニコニコしながら、『もう寝なさい』なんて言う。
でも結局は僕と犬を連れて散歩に出かける。
目的は屋台のラーメン。
美味しいって記憶よりも、嬉しいって記憶。
その時ばかりは、親父を独り占めしてる気分と、こっそり夜中に外出するワクワク。
親父と会話しながら、一端の男として見られているような錯覚。
嬉しくて、何度も何度も親父に話しかける。
『美味しいね。美味しいね。』
さっき更新された、マッキーのブログとハナレグミの『家族』を聴きながら、そんな記憶がよみがえってきました。
ヾ( ´ー`)
皆さん、おやすみなさい。