皆さん、こんにちは!
『東岡崎 明月』の藤原です!
今日は僕の大好きなお話。
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昔、インダス川のほとりにひとりの農夫が暮らしていました。
広大な農場で大きな家もあり、周りからうらやまれるほどの暮らしをしていました。
ある日一晩泊まった旅人が、ダイヤモンドの話をしてくれました。その高価な石を手に入れれば、今の農場の何倍もの土地が手に入る。
一つかみのダイヤモンドで国も買うことができるかも知れない。王侯貴族にもなれるというとてつもない話でした。
彼はまんじりともせず夜を過ごし、農場を売り払い、財産をかき集め、ダイヤモンド捜しの旅に出かけました。
ヒマラヤを捜し回り、パレスチナへ行き、その後ヨーロッパの国々を捜しましたが、見つかりませんでした。
お金は底をつき、着物はボロボロになり、食べ物もなく飢え渇きにさいなまれ、ついにはスペインの崖から、海に飛び込み死んでしまいました。
その頃、農場を買い取った男が、農場を流れる小川を渡ろうとしたら、キラリと光る石が見えました。それを拾い上げた男は、七色に輝く光の石を家の暖炉の上に飾りました。
前にその家を訪れた男がまた宿を求め、暖炉の上に置かれている石を見ると、興奮して叫びました。ダイヤモンドだ。どこでこれを見つけたのですか?
男は家の庭で見つけたただの石ですよ!まだたくさんあります。
旅人はまた叫びました。これは本物のダイヤモンドです!
史上最大と言われるダイヤモンド鉱山・ゴルゴングの鉱脈はこのようにして発見されたのです。
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ラッセル・コウンエル牧師はこの話を講演等で6000回以上もし、その資金でテンプル大学を設立したのは有名な話です。
僕自身、この話を持ち出して、仲間たちに話すことがあります。
それではこのお話の教訓。
ひとつは、鉱脈は常に足元にあるということ。
人は周りばかりを羨んだり、他に求めたりして、自分の足元のダイヤモンドには気づいていない。
もうひとつは、学ぶこと。
いくらダイヤと云えども、磨かなければただの石にしか見えない。はじめの農夫が旅立つ前に学んでいれば足元のダイヤの原石に気がついたかもしれません。
そして三つ目はアドバイザー。
二人目の農夫が心を開き、宿を提供し、尚且つ旅人の話に耳を傾けていなければ、ダイヤの原石は暖炉の上に一生飾られたままで終わっていたかもしれないこと。
すごく教訓のある話で、初めてこの話を聞いたとき、グサッと胸に刺さるものがありました。
僕もまさにダイアモンドを求めて彷徨う前の農夫の姿そのものでした。
自分の与えられたステージに感謝し、学び、心を開く。
たくさんの原石がこの場所にあることを知りました。
ここのところ本当に、お客様の笑顔や、仲間たちの存在、家族の存在が輝いて見えることがあります。
本当に本当に感謝しかありません。
ってなわけで、今日も張り切っちゃうわけです!
(o^-‘)b
イェイ!