皆さん、おはようございます!
『東岡崎 明月』の藤原です!
「日本一の男になれ!」
東岡崎 明月前大将、藤原荘六の言葉です。
って、僕の親父ですね。
高校三年の秋、修行先の面接に親父が同行した際、北陸線の車窓から望む琵琶湖を眺めながら僕に言った事です。
「お前は日本一の琵琶湖のそばで修行する。琵琶湖みたいに日本一になれ。」
つぶやくでもなく、強制するようでもなく、心地よい重さのある言葉でした。
親の言葉は子のスケールを創るんだと思います。
このとき親父が「上司に怒られないように。迷惑わかけないように。」なんて言えばそのようになったかもしれない。
もちろんそれも悪いわけではないけれど。
修行を初めて驚いたのは、その職場は本当に意識の高い人たちばかりだった。
実際、料理長はその後フランス料理界のアカデミー賞と言われる賞を日本人でありながら受賞し、僕をいつも連れ回していてくれた先輩は、今や関西の洋食界を代表する料理人になっている。
人間的にも一流であることを明言する料理長の下で、失敗を恐れずに仕事に迎えたことは今の土台になっている。
親父はあの時こうも言っていた。
「これから五年くらいの間にお前が覚えることが、その先お前の一生の基礎になる。しっかりなんでも経験して来い。」
たくさん叱られし、本当にたくさん迷惑をかけた。でも臆せずいられたのは親父の言葉があったからだと思う。
悲しいことに未だ無名、小さな居酒屋のオヤジに過ぎない僕ではあるけれど、これまでの経験から日本一のタイトルは無数にあることも知った。
ちょうどうど20年が過ぎた春。
もう一度青雲の志を思い出し、果敢にチャレンジしていきたいと思う。
ってなわけで、本日も青臭いくらい張り切っているわけです!
(o^-‘)b
イェイ!