皆さん、おはようございます!
『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!
「どんなに下手な選手でも、決して見下してはいけないというのが、意識せずにした三度の監督修業で得た教訓。監督という職務に与えられた権限を、権力と錯覚してはいけないと、しみじみと感じたのだった。」
スポーツライター、浜田昭八さんの言葉です。
本当にこの言葉の通りです。
よく、たとえば経営者であるからと持ち上げられてしまう時があります。
でも経営者というのは権力者ではありません。
経営者というのは役職にすぎません。
当然その役職に見合った権限と責任を持っているにすぎない。
自分の役職名について、僕は随分と悩みました。
居酒屋なので、大将。
社長。
オーナー。
代表。
初めのうちは代表としました。
でも何だかしっくりこない。
社長も何だか違う気がした。
それで結局、名刺にはこう書くことを思い付いた。
「扱いやすいオーナー」
従業員さんにとって扱いやすく、
業者さんにとって扱いやすく、
何より、お客様にとって扱いやすい、
優れた道具みたいな人になりたいという願いからだ。
名刺を渡すと、たいてい笑われてしまいます。
それもまた嬉しい。
僕の親父は、居酒屋はもちろん、パチンコ屋さんも経営した人だった。
でも僕は親父が一度たたりとも誰かの前で偉そうにして威張っているところを見たことがなかった。
息子である僕の同級生が店に来ても、名前をさん付けや、君付けや、あだ名などで呼んでいた。
それを見るにつけ、親父の凄みみたいなものを感じた。
親父は一人では何もできない、誰かの協力があっての我が身なのだということをよく心得ていたのだ。
経営者や長たるものは常に責任を誰よりもとらなくてはならない。
そのうえで、誰よりも扱いやすく、願わくはその場の環境を最大限に引き出せる存在になりたい。
まだまだ修行の身!
そんなわけで、本日も扱いやすく、張り切っているわけですよ!
(o^-‘)b
イェイ!