皆さん、おはようございます!
『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!
「学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる。」
アルベルト・アインシュタインの言葉です!
好奇心に満ちた素敵な言葉で、また僕にとっても格別な意味を持つ言葉です。
僕は二十歳を過ぎるまで、ほとんど、というかたぶん一冊くらいしか本を読んだことがありませんでした。
学校の成績も見事なものだったし、勉強すること自体にまったく興味が持てない子供でした。
二十歳くらいの時、あまりの日まさに近くの川の土手でぼんやりしていました。
たまたま遊ぶ友達もいなく、パチンコをするお金もなかった。
ぼんやり空を眺めながら缶ビールを飲んでいると、夕焼けに空が赤く染まり始めた。
(どうして空は赤くなるんだろう?さっきは青かった。曇りの日は白い?)
またしばらくぼんやり眺めていると、やがて空は暗くなり、夜が来た。
空は暗くもなる。
何でだろう?
途端に身体中を大きな衝動が駆け巡った。
居ても経ってもいられなくなった。
どうして空は色が変わるのか?
このままそれを調べないでいたら、僕は一生このままだ!
一生アホのまま終わってしまう!
殆んど泣き出しそうになりながら、近所の少し大きめの書店に駆け込んだ。
でも何を調べたらいいのか分らなかった。
一心不乱に片っ端から目ぼしい本を取り出しては中を確認し、それをまた棚に戻す。
店員さんはさぞ困ったに違いない。
どう考えても可笑しな来客だった。
どれくらい時間を経てか、一冊の本と答に出会った。
実際にはこれと思しき本を手に取り、買った。
たしか、「四次元問答」という本だったと記憶している。
家に帰り、狂ったように読破した。
偶然にも答えも見つかった。
ほんの数時間で一冊読み終わると、違う章からの新しい疑問がわきあがった。
知らないことばかりで、また調べない訳にはいかなかった。
結局その年内で、小説も含めて158冊読むことになった。
完全に本の虫になった。
でも困ったことに、未だに疑問ばかり。知らないことばかりである。
アインシュタインが言うとおり、無知の発見ばかりだ。
でもそれが止められず、はや20年も経ってしまった。
学ぶこと、試してみること。
こんなに面白い遊びはないと今は思っている。
パチンコも、無駄なテレビも、おかしな遊びも止めてしまった。
でもお酒は今も飲みすぎますけどね!
しかし、正直読むペースは落ちている。
初めの頃は空っぽの頭に、面白いほど内容を吸収することができた。
今は一々自分の硬い頭を壊さないといけないときがある。
脳味噌をアップグレードするか、新しく買い替えるかしないといけないみたいです!
ってなわけで、本日も楽しく張り切っているわけですよ!
(o^-‘)b
イェイ!