皆さん、こんにちは!
『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!
最近ですね、
っていうかずっとですよね~
困ってることがあったんですよ。
悩める41歳子持ち。
娘がなかなか寝てくれない。
6月に入って保育園がサマータイムに入ってからというもの、カリキュラムにお昼寝が組み込まれてからはまた更に寝てくれない。
酷い時には23時になっても目がランラン!
でね、一計を案じたわけですよ。
つい一昨日です。
その名も「デスダーク作戦」!!
デスダークと云えば我々世代ではゴーグルファイブに出てくる悪の組織!
でもひとまずそれは置いといて、
名前だけ借りてきて、眠れない娘に言うんですよ。
「子供が夜9時を過ぎても眠らないとね、デスダークが来るんだよ。」
「デスダークって何?」
「デスダークっていうのはね、実はお父ちゃんにもよく解らないんだけど、大きな大きな暗闇なんだって。これは大人には見えないんだけど、眠らない子供を暗闇に引きずり込むんだって。怖いよね。でも大丈夫。デスダークは目の中から入ってきて暗闇に引きずり込むから、目をつむっていれば、絶対に入ってこられないから」
娘は途端に顔色を変えて、布団の中に潜り込んでいきました。
大成功です!
昨日は、もうすぐ九時だね。というと、自分で寝支度を始めて、目をつむったまま「ちょっと寒いからお布団掛けてトントンして」って。
すごい効果です!
脅すのはちょっと可哀そうだと心配する家内を他所に、
気を良くした僕はもう一つの悩み、「ご飯をなかなか食べてくれない」に挑戦。
保育園では自分でご飯を食べられるのに、うちでは甘えて食べさせて!
ごはんを口に運ぶまで食べません。そして食べる時間もやたらかかります。
次なる作戦は「裁判官作戦」!!
裁判官というのはとっさに出てきた名前。
遊び食べばかりして中々進まない娘に僕は言います。
「ちゃんと食べないとね、裁判官が見てるんだよ。」
「裁判官って何?」
「裁判官っていうのはね、子供がちゃんと美味しく感謝して食べているのかをいつも見てるんだよ。ご飯にありがとうございますって思いながらお行儀よく食べてないと、OUT!!って言われちゃうんだよ。OUTって言われちゃうと地獄に落ちるんだって。地獄に落ちちゃうともうお父ちゃんにもお母ちゃんにも逢えなくなっちゃうんだって。」
娘は顔色を変えてごはんに言います。
「ごめんね」
それからはバクバクと。
大成功です!
抜群の効果です!
ちょっと怖いかもしれませんが、しっかり食べてしっかり眠って健やかに育ってほしい。
娘よ!
お父ちゃんは、君のその見えないものを恐れることの出来るイマジネーションをすごく大切に思います。
その想像力は思いやりの原点です。
日本人は遠い昔から目に見えないもの、人の力の及ばないものを精霊や妖怪などとしながら共に生きてきました。
人の気持ちもまた、目には見えないもの。
食事や夜の睡眠も目には見えません。
君の恐れる目には見えないものは、君の成長と知識の吸収によって、少しくらいは見えるようにはなるかもしれません。
でもやっぱり、殆どのものは中々見ることができません。
だから恐れてください。
そして耳を傾けてください。
たくさん想像することで、きっと共に生きる目が養われていきます。
デスダークは君に少しでも良質な睡眠と健康な身体をと願う父に気持ちです。
裁判官は食事に携わる大自然と作り手との想いです。
その大きな力を大切に想い、また恐れてもください。
そのバランス感覚の中で、君の心は健やかに育まれ、強く優しい女性に成長できるんだと信じています。
お父ちゃんはアホですが、そんな君の傍でデスダークや裁判官になりながら成長を見守っていきます。
ってなわけで、本日は花の金曜日!
張り切らずにはいられない訳ですよ!
(o^-‘)b
イェイ!