皆さん、こんにちは!
『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!
昨日の夕方の話ですよ。
とうとうこの時が来たわけです。
保育園から帰ってくるなり、事務所の僕のデスクに娘が。。。
「ただいま。。。」
そのあとは無言で僕が座る椅子によじ登ってきます。
ここまではいつも通り。
そしてその一言を囁くわけです、耳元で。
「お父さん。この顔がイヤだ。。。」
来ましたよ。
来ましたよね。
来てますよ!
お父ちゃんと顔が似すぎているあまり、いつも笑われている娘。
お父さんと顔が同じだね~、笑われている娘。
細胞分裂みたいになっている、わが娘。
娘は耳元でなおも続けます。
「お父さん、藤原さんもイヤだ。。。。」
Σ(・ω・ノ)ノえっ!
「藤原さんも!!!?藤原さんもイヤになっちゃったの?」
僕は思わず謝ってしまいました。
誤った謝りでした。
「ごめんね。お父ちゃんこんな顔だから。。。でも藤原さんは好きでいて。藤原さんは素敵な苗字だから。。。」
しかしここにきてやっと僕は自分の過ちに気が付いたわけです!
娘よ!お父ちゃんは間違っていた!
君に謝ってはいけなかった!
「可愛いよ!その顔可愛いよ!お父ちゃんは大好きだ!すごくかわいいうと思ってるよ!」
そうだ!自分に似ているからと言ってここで謝ってしまったら娘の顔を否定したことになってしまう!
頑張るんだ、オヤジ!
気張るんだ、オヤジ!
ユンケルンバでガンバルンバ!
僕は精一杯娘の顔を誉めました。
娘よ、自信を持ってほしい!
生まれた顔は仕方ないんだ。
それで生きていくしかない!
しかし、娘よ!
自信を持つがいい!
人の顔ってやつは、表情の作り方でいくらでも変わる!
卑屈な人は卑屈な顔に、
誰かを元気づけたければ明るい顔に、
自分と強く向き合えばその自信も顔に、
自分を信じ、人を愛せばその想いは魅力となって可愛らしさに変化する。
お父ちゃんも自分に向き合うべきだった!
君のその顔は、お父ちゃんが何よりも愛しい、かけがえのない顔なのだ!
誰が何と言おうと、世界で一番可愛い顔なのだ!
娘は少し満足したように、僕から離れていきました。
少し大人になったその背中を見送り、また僕は机に向かいました。
しばらくすると、娘が言いました。
少し苦しそうな声で、力んでいるかのように、苛立ちながら。
「おと、、お、、さ、ん、出られなくなっちゃった。。。。出してください。。。。。」
振り返ると事務所の空き箱に入って出られなくなっている娘の姿。。。
(;゚д゚)ェ. . . . . . .
あんなに苦しそうな声を出していたのに、カメラを向けるとハイポーズ!
娘よ、それでいいんだ。
それでいい。
箱入り娘だ。。。
ってなわけで、本日花の金曜日も明るく張り切っているわけですよ!
(o^-’)b
イェイ!