皆さん、こんにちは!
『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!
いやはや、
先日のブログにも書きましたが、娘がわがまま放題!
でもこれって、仕方のない部分もあるんですよ。
彼女はまだこの世界に生まれて5年ほどでしょ?
彼女の知る世界はまだ五年分なんですから、尺度も選択肢もまだまだなんです。
だからそのことも踏まえ、指摘したり、時には教えたり、逆に教えられたり。(笑)
そんな関係から親子づくりしてるんです。
大きな意味では同じ人間ですが、親としての輪郭と子としての輪郭は違うものだというのが我が家のスタンスです。
昨日の夕食時もいつものように娘は不機嫌。
食事に対する執着はあまりないようで、いつもなかなか食べてくれない。
そればかりか昨夜は文句ばかり。。。
本当はあまり使いたい方法論ではありませんでした。
しかし、僕自身も今の娘と似たり寄ったりの時期、同じように親父に言われていたことです。
「お父さんが子供の頃は食べたくても食べられなかった」的なお話。
もちろん僕は十分に食事を与えられて育っています。
僕は娘に飢餓に苦しむ難民キャンプの方々の動画を娘に見せました。
「日本は今とても恵まれていて、こうしてたくさんのごはんを食べることができているけれど、世界にはこんなふうに食べたくても食べられない人たちもいるんだ。お水だって手に入らない。十分に食べられないためにほとんどの子供が君と同じ5歳まで生きられないんだ。もしそんなに食べたくないんだったら、この子たちに分けてあげてほしい。」
娘の目からポロポロと涙が溢れてきました。僕は続けました。
「仏壇のお爺ちゃんが子供だった頃も、日本には食べ物がなかったんだって。だから周りの大人の人たちが分けてくれて、お爺ちゃんも一生懸命に食べて、そのおかげでお父ちゃんは生まれることができた。お父ちゃんも好き嫌い言わずにちゃんと食べたよ。そして君が生まれた。だからご飯は命だよ。大切な大切な命なんだよ。」
娘は声に出して涙を流しながら、今までにないくらいご飯にがっついていました。
「たくさん食べて、たくさんお勉強して、世界中のみんながご飯を食べられるような力になれる大人になろうね。」
でも実はそう言いながら、娘の涙を見て、僕が泣いてしまっていました。
ちゃんと心が育ってくれている。
このまま素直に大きくなって、ほんの少しでも人様のお役に立てるような人間に育ってくれたらありがたい。
そんなこんなで同日、娘が寝床で毛布にくるまりながら、切ない声で僕を呼ぶんです。
「おとうさん・・・。おとうさん・・・。」
「どうしたの?」
「あのね、○○君のことが気になるの。」
○○君とは半年前に引っ越してしまった、保育園で娘が好きだった男の子です。
娘が好きなる男の子は何故かみんな引っ越してしまいます。
これは僕の念力だと自負しています!
「○○君のことが気になって気になってしょうがない…。私は誰と結婚するの?」
娘が好きになる男の子は須らく僕の敵ではありますが、娘の訴えがあまりにも切ない声色帯びているためにお父ちゃんはちょっぴり優しくなってしまいました。
「ずっと○○君のことを思っていれば、いつか必ずまた会えるよ。大丈夫。」
「大人になったら?」
「いつかは分からないけど、君の想いは通じるよ。結婚してくれる人も○○君ではないかもしれないけれど、きっと素敵な人に出会えるよ。だから君が素敵な大人になろうね。」
返事はありませんでしたが、しばらくすると静かになり、眠ってしまっていました。
おい!○○よ!
俺の可愛い娘をこんな気持ちにさせてしまうお前を俺は絶対に許さない!
でもかなり羨ましいし、憧れさえしてしまう!
お父ちゃんとしての僕の言っていることが正しいのなら、いつか僕とも君は再会するだろう!
大切な娘を僕はそう簡単には君に渡しはしない!
本当に想っているのなら奪っていくがいい!
そこは雄と雄の戦いだ!
俺も雄としてコテンパンにやられてみたいもんだね!
べぇーっだ!
そう簡単にやられるもんかってんだ!
精々男を磨いておくんだな!
娘がこれだけ想ってる男なら、ひょっとしたらできるかもね!
楽しみですわ!はっはっはーっだ!
さて、ってなわけで、本日から6月でございます!
最高に張り切っているわけであります!
(o^-’)b
イェイ!